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高木雛ニュース 2017年6月10日 ニュースINDEX 次のニュース 前のニュース
糸魚川市大規模火災へのチャリティーとして開催された「希望のチューリップ −フラメンコと書と日本酒の夕べ−」に出演し、フラメンコのリズムにのせ、チューリップ花液による書のパフォーマンスを披露させていただきました。
このイベントは、隣県富山から何かのかたちで被災された皆さまに支援ができないものかと考えていたフラメンコダンサーの高木亮太の呼びかけに日本の著名フラメンコアーティストの皆さまが呼応し集結することとなったものですが、高木雛自身も不慮の漏電火災から立ち上がる経験をしていたことから企画に賛同し参加させていただくことにいたしました。
会場は、新潟県とならびチューリップの主要生産地として名高い砺波市に位置し、こちらも蒸留塔や製造設備の火災から復興を果たされた経験を持つ若鶴酒造株式会社さまのご協力を得、同社の伝統ある酒蔵を超モダンに改修されたイベントスペース「大正蔵」を利用させていただくことになりました。
イベントでは、炎の荒々しさ、荒廃した街の中からチューリップが見いだされ、そのチューリップの華やかさが人々を新たな希望へと導き、再び咲き誇る未来を構築していくというストーリーをフラメンコで表現。
高木雛はダンスの合間に通常の黒墨による「光」の書と、特別に準備したチューリップ花液を用い「花」の書のパフォーマンスを行いました。
微力な支援にはなりますが、本イベントの収益金の一部と会場でのお客さまからの募金は、共催をいただいた北日本新聞社を通じて糸魚川市に寄付させていただきました。高木雛のチューリップ花液による「花」の書は砺波市に寄贈させていただき「チューリップ四季彩館」にお飾りいただく予定です。
また若鶴酒造様の 限定大吟醸「若鶴」、大吟醸「素心」のラベルには日本北陸書道院理事長 青柳志郎の書が揮毫されていたご縁もあり、日本北陸書道院も共催参加させていただいています。
チューリップの花液を集めるためには砺波市のチューリップ農家さまのご協力をいただくなど、たくさんの皆様にご協力をいただいき成功したイベントになります。ご協力をいただきました皆さま、ご来場いただきました皆さまに心より厚くお礼申し上げます。

Esperanza de Tulipán 希望のチューリップ
  −フラメンコと書と日本酒の夕べ−
日時:2017年6月10日(土) 開演:午後6時
会場:若鶴酒造株式会社本社「大正蔵」
主催:エスペランサdeチューリップ実行委員会
共催:北日本新聞社、日本北陸書道院
後援:砺波市、樂翠亭美術館
■出演者
バイレ:稲田進 宇根由佳 岡田麻里 高木亮太
カンテ:石塚隆充 ギター:宇根 理浩
書家:高木雛

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japanese calligrapher / Hina Takagi